4月, 2012年

大人と子供が一緒に楽しむ空間

2012-04-03



これまでのSpoon Cafeは、コーヒーやお菓子を楽しみながら、もしくはイベント会場でSpoon用のブースを設置して、というのが通常でしたが、2012年5月にEasy Livingの作業場で開催されたSpoon Cafeでは、絵描きである熊谷晃汰さんをゲストに、大人はスプーン、子供はお絵かきというちょっとめずらしいイベントになりました。

普段子連れではなかなかこういったイベントを楽しめないものですが、子供のためのお絵かきブースを併設することで、子供達と大人がお互いの熱中する姿を見ながら自分も夢中になって楽しめる、というステキな相互関係を生み出すことに成功しました。

そのお絵かきにしたって、ただ紙と色鉛筆が置かれているだけでは子供は惹きつけられないかもしれません。しかし、この絵描きの熊谷さん、地元秋田では子供達のためのお絵かきワークショップ等を開催されている方で、子供達の扱いはお手のものなのです。そんなプロの絵描きさんと一緒なのですから、子供達も楽しくないはずがありません!

大人も子供も一緒に幸せになれるこんなイベント、どんどん増えていったらいいな、と思いませんか?


親だからこそわかる、子供がしたいこと

Easy Livingさんはもともと家具職人さんですが、家具のほかに子供用のおもちゃなども作っています。ご自身が二人の男の子の父親として感じることを、そのまま作品や活動に現しているようです。

まだSpoon Cafeが始まる前の2006年、Easy Livingさんは青森県立美術館で「みんなの技術室」と題して、親子で参加できる木工教室を開いています。親子で一緒に苦労して、一つの作品を作り上げるときに生まれる連帯感や信頼感のような雰囲気をワークショップにとりいれるなど、今のSpoon Cafeの原点のようにも思えます。

子供の成長を楽しみながらも自分が楽しむことも忘れたくない、わがままな大人達の要望もすべて受け入れる器の大きいSpoon Cafe。次の一歩はどんな風に踏み出すのか、とても楽しみです。

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