6月, 2012年

人と農家をつなぐ畑

2012-06-12



「わもなも」とは、青森県の方言で、「私もあなたも」という意味です。

会員になった誰もが地域の農家を応援しつつ、安全で美味しい野菜や果物をたべられる、双方にとって美味しいシステムのCSAわもなも畑ですが、食べる以外のメリットもあります。

まず、農場体験ですが、よく果物狩りなどにいくと有料で、持って帰るのも結構高かったりしませんか?わもなも畑では農繁期に労働力を提供することで、その対価として収穫した野菜や果物を受け取る、ということもできるんです。

お子さんがいらっしゃる家庭には、農業の仕組みを実際に体験させてあげることで、わかりやすく地域貢献を考えるきっかけにもなります。特に、収穫が低かった年など、どうして今年はこれだけしかもらえなかったのか等、子供に考えさせることはとても意味がありますよね?

大人にとっても、農家と直接顔見知りになることで、知らなかった農家のあれこれを聞くことができるのは、ちょっと楽しいことなんじゃないかな、と思います。

地域におけるメリット

CSAわもなも畑は地域にサポートされるだけでなく、地域を発展させる手段でもあります。

農家が発展する、ということは、安全で美味しい農作物が地域にあふれる、ということです。そうすると、地域の人の健康に直接関わってきますし、人々の食への関心も高まってきます。

収入の不安定な農場では若い人の離農が進んでいますが、CSAわもなも畑によって販路が安定すれば、これからの農家をささえる若者にも良い影響を与えます。当然、農家の衰退や職不足にも影響を与えます。

こんな堅苦しい理論を抜きにしても、単純に、都市部と農村がつながるのはいいことだと思いませんか?受け取り場所で実際に農家さんと会い、話をして、周りの人と新しいつながりを作っていくのって、ちょっと楽しそうだと思いませんか?

そうやって、新しい人とのふれあいから、農業を中心に楽しい空間を広げていく、街を元気にしていく、実はそれこそが、CSAわもなも畑の目指すところなのです。

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