10月, 2012年

これからのCSAわもなも畑

2012-10-07



スタート当初の2011年度には3人だけだった協力農家も、2012年度には6農家になりました。それぞれが農業への思い入れのある、個性派の農家さんたちです。

わもなも畑のホームページでも紹介されていますが、彼らのこういった農業への熱い思いが、若い人達にも魅力的に映るのではないでしょうか?

収穫が不安定で重労働の農業は、若い人には人気がありませんでしたが、一方で有機野菜や野菜ソムリエが人気を集めたり、『山形ガールズ農場』などがメディアで多数取り上げられるなど、注目されている産業でもあります。

食べるものがその人をつくる、とはよく言われますが、弘前の、この土地で採れたものを食べて暮らす、というのは実は、とっても贅沢で楽しいコトじゃないかと思うのです。

おいしいを研究する人たち

現在わもなも畑では6人の協力農家さんが専門の指導員に品質管理をしてもらいながら、安全かつ美味しい収穫物の研究に日々取り組んでいます。

そしてこのわもなも畑を運営している『弘前マルシェFORET』や、基本BOXにつけるレシピを提供している『あおもり野菜ソムリエの会』も、心地良い暮らしやシンプルかつ安全な地元産の食べ物を提案している点で共通した概念を持っています。

いつもの暮らしをちょっとステキにおいしくする工夫は個人でもできますが、それを地域活性化に結びつけている点が重要です。

地方都市は人口が少ないので、何かと不利な点が多いですが、少人数だからこそ、地域に住んでいるみんながちょっとでも幸せに、健康になれるとりくみが実現可能なのかもしれません。弘前がその先駆けになればいいな、とわもなも畑の取り組みを見て思うのです。

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