いろんなコース

2013-01-17



おむすびやマタギの他にも、岩木遠足にはいろんなコースがあります。

過去に開催されたものには、『奇跡のりんご』で有名な木村さんのりんご農園とこぎん刺しの体験のりんごコース、ねぷた制作のお手伝いと岩木山の巨木の森散策のセットのねぷたコース、こけし絵付け体験のこけしコースがありました。

どれも、まる1日かけて何かを作ったり、歩いたり、真剣に、大変です。そして作業をすすめながらも、周りの人たちとおしゃべりをして、考えて、生活にあたまを巡らせます。

実行委員の人たちが、自分たちがどこにい行きたいか、何をしたいか、つきつめて考えてできあがったコースだそうです。

弘前に住んでいても、わざわざリンゴ農園やねぷた小屋に見学に行ったりするのなんて、それこそ小学校の行事以来、という方も多いでしょう。

日常を少しだけ離れて、違う角度から日常を眺める。身近だからこそ忘れているものを発見する。

タイトルに弘前の象徴である岩木山をいれているのも、そんな身近なものへの再確認の思いなのかな、と感じます。


あの人に、会いたい!

岩木遠足の魅力の一つが、豪華ゲストです。ゲスト達は各コースにバスガイドとしてついたり、スタッフとして各コースを回ったり、集いの時間やまとめの時間でトークセッションをしたりします。

例えば2011年の岩木遠足では、クラムボンの原田郁子さんが、モデルのKIKIさん、ミュージシャンのオオルタイチさん、カメイナホコさんなど、遠足だけでなく彼らのファンとして参加した方も多かったはず。

芸能人以外にも、福祉家の佐藤初女さん、青森の有名助産師の福士レイ子さん、働き方研究家の西村佳哲さんなど、会ってみたい、話してみたいと思う人がいっぱいです。

何より、この岩木遠足の仕掛け人である、豊嶋秀樹さん。全国で様々なアート活動に関わっている芸術活動家さんですが、彼の自由な表現力に魅了されて、集まる人もたくさんいるそうです。

そして、遠足が始まってしまえば、ゲストも参加者の1人として一緒に楽しんで作業に夢中になってしまうのが、岩木遠足の不思議なところ。

もしかしたら彼らゲストさんも、一般参加者のエネルギーをもらいに来ているのかもしれません。

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