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岩木遠足って?

2012-11-23



岩木山は弘前の象徴ともいえます。市内どこからもその姿を見ることができ、毎日を共にしている、弘前の人たちにとって我が家の一部のような存在です。その岩木山をメインとしたイベント、『岩木遠足』というのが2009年から毎年開催されています。

遠足って、旅というには近いけどお出かけや散歩よりはちょっと遠くて計画的なもの。そして、前の日の夜はわくわくして寝られない、そんなイメージでしょうか。

子供の頃の遠足がそうだったように、大人になっても遠足という響きはなんだか楽しそうな雰囲気をもっています。そして、大の大人たちが真剣に自分たちが楽しめるように計画しているこの岩木遠足は、生活をめぐる遠足、としてちょっと違った魅力をもった遠足となっているのです。


学校?遠足?ワークショップ?

岩木遠足は毎年夏、1日もしくは2日だけ開催されます。

遠足といっても、ただ遠くに出かけてお弁当を食べる、というイベントではありません。

具体的には、生活の時間、集いの時間、学びの時間、まとめの時間などとわかれていて、生活の時間では毎年少しづつ違う3,4つのコースから選ぶことができます。◯◯の時間なんて、何だか学校のような響きですよね。学校のよう、といえば実は、岩木遠足の歌まであるんですよ。

生活の時間の各コースでは、みんなでバスに乗ってそれぞれの目的地に向かいます。岩木遠足といっても、すべてのコースが岩木山にはいるわけではなく、ねぷた制作の現場に訪れたり、世界遺産の白神山地でマタギ体験をしたり、唯一開催当初から毎年続いているおむすびコース、なんていうのもあります。

名前だけ聞いても、何だか面白そうじゃありませんか?大人だって遠足に行ってもいいんですよ!

これからのCSAわもなも畑

2012-10-07



スタート当初の2011年度には3人だけだった協力農家も、2012年度には6農家になりました。それぞれが農業への思い入れのある、個性派の農家さんたちです。

わもなも畑のホームページでも紹介されていますが、彼らのこういった農業への熱い思いが、若い人達にも魅力的に映るのではないでしょうか?

収穫が不安定で重労働の農業は、若い人には人気がありませんでしたが、一方で有機野菜や野菜ソムリエが人気を集めたり、『山形ガールズ農場』などがメディアで多数取り上げられるなど、注目されている産業でもあります。

食べるものがその人をつくる、とはよく言われますが、弘前の、この土地で採れたものを食べて暮らす、というのは実は、とっても贅沢で楽しいコトじゃないかと思うのです。

おいしいを研究する人たち

現在わもなも畑では6人の協力農家さんが専門の指導員に品質管理をしてもらいながら、安全かつ美味しい収穫物の研究に日々取り組んでいます。

そしてこのわもなも畑を運営している『弘前マルシェFORET』や、基本BOXにつけるレシピを提供している『あおもり野菜ソムリエの会』も、心地良い暮らしやシンプルかつ安全な地元産の食べ物を提案している点で共通した概念を持っています。

いつもの暮らしをちょっとステキにおいしくする工夫は個人でもできますが、それを地域活性化に結びつけている点が重要です。

地方都市は人口が少ないので、何かと不利な点が多いですが、少人数だからこそ、地域に住んでいるみんながちょっとでも幸せに、健康になれるとりくみが実現可能なのかもしれません。弘前がその先駆けになればいいな、とわもなも畑の取り組みを見て思うのです。

基本BOXとおすそ分けBOX

2012-09-04



CSAわもなも畑の会員は、定期的に『基本BOX』を受け取れます。

基本BOXは5~15品目、一般的な野菜、トマトやキャベツの他にも、黄人参、ビーツなどちょっとめずらしいものもあります。知らないものが入っていても調理できない!という方のために、野菜ソムリエさんおすすめレシピもついているのがステキな演出だと思いませんか?

そして、野菜や果物以外にも、生パスタや嶽きみクリームパン(弘前ならでは!)など、こだわり農家さんのアイデア商品が盛りだくさんで、野菜の箱と言えども、プレゼントを開けるわくわく感も味わえます。

そして、基本BOXの他に、もうひとつ『おすそ分けBOX』というのがあります。

なんだかかわいらしい名前ですが、これは不要な野菜と欲しい野菜を交換できるという、なんとも実用的なシステムです。受け渡し場所で基本BOXをチェックして、どうしてもこれは使わないな、と思ったら、おすそ分けBOXを覗いてみましょう。ここには各農家からの採れすぎて余った野菜も入っているので、要らない野菜と欲しい野菜を交換して貰える便利な仕組みになっています。

わもなも畑受け取り方

よくネットで有機野菜の宅配システムがありますが、作り手と買い手のつながりを大事にしているCSAわもなも畑は直接手渡しが基本です。

規定の収穫期間(2012年は6月から翌年2月まで)、隔週日曜日に弘前マルシェなど市内3箇所の受け渡し場所で直接農家さんから引渡し、となります。

受け渡し場所に行けば、農家さんと会うことができ、リクエストを聞いてもらえたりもしますし、また、おすそ分けBOXが使用できたり、採れすぎ野菜が無料でもらえたりします。利点も多いので、できれば足を運びたいものですが、どうしても来られない場合には配送料をプラスして宅配してもらうことも可能です。今後他にも受け渡し場所を検討しているようなので、もう少し便利になるかもしれません。

個人的には、毎週になればもっと嬉しいな、と思うのですが、参加農家は小規模なところが多く、なかなか大量生産が難しいようです。でもそうやって小規模農家にこだわっていることもまた、わもなも畑のステキな魅力となっているのかな、と思います。

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