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わもなも畑の会員にできること

2012-07-17



わもなも畑は会員制の野菜受け取りシステムです。

会員になると、規定の期間中の隔週日曜日に5~15品目の収穫物を受け取る事ができます。収穫高によっては内容が変化したり、少なくなったりすることもありますが、たくさん採れた時には無料野菜ももらえたりします。

その他、希望による農業体験できますし、農繁期には協力農家が会員に労働力提供のお願いが来たりもします。会員は、ただの消費者ではなく、農家のサポーターのような存在で、そのお返しに収穫物をもらう、という感じのシステムです。

わもなも畑では各種イベントも開催しており、納涼祭や収穫祭などが開催されています。果実酒、味噌、豆腐の手作り体験なんかは、かなり面白そうですよね。他にも農園ランチや食育教室など、気になるイベントがたくさん企画されています。

わもなも畑の会員になるには?

わもなも畑の名前の通り、基本的には誰でも会員になることができます。

ただ、基本的に受け取り場所に出向いて行かないといけないので、弘前市内以外の方はちょっとむずかしいかもしれません。そんな方には、月1回宅配される『旬のおまかせコース』もあります。

基本的なコースは、6月~11月までの『旬のお野菜コース』と、冬季の12月~2月『旬の加工品コース』に分かれていて、どちらか1コースだけ、というのも大丈夫です。

また、単身者向けのちょっと小さめのコースも設定されていますので、自分にあったプランで契約することができます。

その年ごとに会員募集を行なっており、ダウンロードした申し込み用紙に記入したもの郵送かFAX、またはE-mailで受付先に送ります。詳細はわもなも畑のホームページで記載されていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

人と農家をつなぐ畑

2012-06-12



「わもなも」とは、青森県の方言で、「私もあなたも」という意味です。

会員になった誰もが地域の農家を応援しつつ、安全で美味しい野菜や果物をたべられる、双方にとって美味しいシステムのCSAわもなも畑ですが、食べる以外のメリットもあります。

まず、農場体験ですが、よく果物狩りなどにいくと有料で、持って帰るのも結構高かったりしませんか?わもなも畑では農繁期に労働力を提供することで、その対価として収穫した野菜や果物を受け取る、ということもできるんです。

お子さんがいらっしゃる家庭には、農業の仕組みを実際に体験させてあげることで、わかりやすく地域貢献を考えるきっかけにもなります。特に、収穫が低かった年など、どうして今年はこれだけしかもらえなかったのか等、子供に考えさせることはとても意味がありますよね?

大人にとっても、農家と直接顔見知りになることで、知らなかった農家のあれこれを聞くことができるのは、ちょっと楽しいことなんじゃないかな、と思います。

地域におけるメリット

CSAわもなも畑は地域にサポートされるだけでなく、地域を発展させる手段でもあります。

農家が発展する、ということは、安全で美味しい農作物が地域にあふれる、ということです。そうすると、地域の人の健康に直接関わってきますし、人々の食への関心も高まってきます。

収入の不安定な農場では若い人の離農が進んでいますが、CSAわもなも畑によって販路が安定すれば、これからの農家をささえる若者にも良い影響を与えます。当然、農家の衰退や職不足にも影響を与えます。

こんな堅苦しい理論を抜きにしても、単純に、都市部と農村がつながるのはいいことだと思いませんか?受け取り場所で実際に農家さんと会い、話をして、周りの人と新しいつながりを作っていくのって、ちょっと楽しそうだと思いませんか?

そうやって、新しい人とのふれあいから、農業を中心に楽しい空間を広げていく、街を元気にしていく、実はそれこそが、CSAわもなも畑の目指すところなのです。

CSAって何?

2012-05-22



2011年、弘前にCSAわもなも畑が誕生しました。

CSAって聞いたことありますか?Community Supported Agricultureの略で、地域に支援される農業を指しています。

それでは、コミュニティ(地域の人)がサポートする農業、って、どういうことでしょう?具体的には、地域住民がCSAの会員となり、商品代を前もって支払うことで、農家は作付け前に収入の目安をつけることができ、資金繰りや物価の変動による不安定を解消できます。会員にとっては、生産者の顔が見えることで、より安心・安全な野菜を手に入れることができます。

天気や自然に左右されがちな農業は、毎年決まった量の収穫が得られるとは限りません。農家がどんなに一生懸命手をかけても、台風で収穫がなくなってしまうこともあるのです。そんな場合、CSAでは会員が受け取れる収穫も減少する仕組みになっています。リスクもシェアする概念ですが、逆にたくさん収穫できた年には、たくさん受け取れたりもします。その他、農作物の収穫体験や農場見学を受け入れている農家もあります。

作り手と買い手が対等な立場で支援し合うことが、CSAの基本なのです。

地産地消から生まれたCSA

農業は厳しい産業です。全国一の生産高を誇る弘前のりんごも、たびたび台風の被害をうけ、農家はこれまで何度も存続の危機に陥ってきました。台風だけでなく、水害、時には害虫だって発生します。

天災以外にも、日本の農家の敵といえば、輸入食材です。スーパーにはお値打価格の輸入野菜や果物が並び、少し値のはる国産は少数派とも言えますよね。こんな状況は農家にとって、作っても売れないかもしれない、という大きな不安を生み出します。

しかし、考えてみると当たり前ですが、自分の庭でとれた野菜のほうが、地球の裏側から運ばれてきた野菜より新鮮ですよね?鮮度に関しては言うまでもなく、その輸送中に排出されるCO2の量や国による農薬使用基準の違いのあいまいさなど、たくさんの人々が輸入野菜に疑問を抱き始めています。

CSAは日本の『地産地消』の考えを元に北米で成長をとげたアイデアと言われています。現在アメリカ、カナダを含め、1000以上のCSAが活躍していますが、もともと地産地消の精神のある日本でなら、CSAはもっと発展していくのではないでしょうか。

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